ウェザーストリップ交換(Aピラー)
作業日2004/11/07
タイトルから交換するのがばれてしまっているわけですが、最初は漏水のメカニズムを調べることにしました。
雨が降ってるときに、何処からどのように水滴が出てくるのか観測しました。すると・・・
窓側のウェザーストリップを伝わってきた雨水が、Aピラーの水受けに当たって、車内に垂れてくることがわかりました。
本来は、この水受けの中に入って、車外に排出されるはずが、水受けの上の写真の部分が変形しているため、車内に入ってきているのでした。
この部分が何故変形するのかというと、ドア側の下の写真の部分が当たっているからです。
多分、この部分は密着度を上げるための部分だと思うのですが、14年間押えられて変形したんでしょうね。これは交換したほうがよさそう。このAピラーウェザーストリップは左右一体で、これを交換すれば、フロントウィンドウ上部のゴムの部分も交換できるので、一石二鳥(この部分がひび割れていたので)
で、注文しました。
注文内容
NA01R1711B | ウェザーストリップ、フロントヘッダ | \6,540(税抜き) |
意外と安かった!
前のウェザーストリップの取り外し
古いウェザーストリップを取り外すためには、トップ・ロック・ストライカを外す必要があります。
が、これがトルクスネジで、専用の工具がないと外せません。
仕方なく、六角レンチでサイズの合うものを使い、外すことにしました。が、3個までは外れたのですが、残り一個がどうしても外れず、ネジを舐めてしまいそうになり(って言うか舐めてしまった)、結局専用工具を買いに行きました。
片側のストライカーが外れたまま・・・
入手したレンチのサイズT40で簡単に外すことができました。こんなことなら最初から専用工具を・・・
後は、ウェザーストリップを外すだけです。これはもう力技で剥がせばいいのですが、下の写真の所からが剥がしやすいです。
Aピラーの角で左右2箇所づつピンで留まっていますが、無理矢理剥がします。残ったピンは後で、取ったほうが楽です。
かなり汚れてました。取り付ける前にきれいにしましょう。
取り付け
サーいよいよ取り付けです!
新しいウェザーストリップの角にある両面テープの保護シートを剥がし、そこからピンの位置を合わせながら取り付けていきます。
Aピラーの下側に嵌るウェザーストリップの溝には粘着ゴムが塗布してありますので、嵌め込むのに少々抵抗がありますがしっかり嵌めていきましょう。
一番下はスカッフプレートの下に入っていますので、これを外さないと嵌められません。
スカッフプレートが両面テープで付いている場合は、簡単には取れないので苦労すると思います。無理に取ろうとするとスカッフプレートが曲がってしまい、再使用できなくなります。
私の場合は、スカッフプレートを一回交換しているので、今日あることを予想して(嘘)、両面テープは使わなかったので、簡単に外せました。
次は、フロントウィンドウの上部を反対側に向かって、ウェザーストリップを嵌めていきます。
この時注意するのは、ウェザーストリップの溝にボディのレールを嵌めていくとき、ちょっとずれると入っていないことです。
キチンと取り付けないと、以下のようになってしまいます。
フロントウィンドウの上部が終わったら、反対側も同様に取り付ければ完了です。
無事取り付け終わりました。が??
拡大してみると、
Aピラーの角から、アンカーにかけてウェザーストリップがうねっています。
これは、ウェザーストリップがきっしり取り付いていないのに、アンカーを取り付けてしまったためでした。
アンカーを外してウェザーストリップをしっかり押し込めばOKです。
使用感
ふっふふ、雨が楽しみだ。
雨が降ったら、またレポートします。
雨が降ってもバッチリでした。当たり前か・・・